‐ OUR STORY ‐

はじめまして。 うまや七福の横山晴樹(ヨッサン)・紀子(のりたけ)といいます。

 私たちは、信州高遠の山里で築100年の古民家を仲間に助けてもらって改築し、自給自足を目指して暮らして来ました。農耕馬のビンゴ(ハフリンガー種18歳・雄)とともに、田畑を馬で耕す「馬耕」と山の木を運ぶ「馬搬」に挑戦して10年。2年前からは、以前スタッフをしていたNPO法人フリーキッズ・ヴィレッジの山村留学部門として、子どもを受け入れ大家族で暮らしています。 
 また、仲間と手&馬作業で有機米作りをする「うまい米倶楽部」(7年)や、自主保育「おそと保育ぐりぐら」(10年)の活動を通しても、自然の中で仲間と食と暮らしをつくり出す喜びを感じてきました。 

高遠に移住する前、晴樹は世界37カ国を旅して、生き生き輝いた目をした子どもたち、生きることを楽しむ大人たちに出会ってきました。紀子は、東京・世田谷の冒険遊び場(プレーパーク)で常駐のプレーワーカーをする中で、子どもにとって「遊びは生きる力の源」であることを確信。移住して、自然の中で生み出す暮らしの中では、わざわざ大人が遊ぶきっかけをつくらなくても、子どもたちは自然に遊び出す、だからこそ大人の日々の暮らし方が大事であることを実感してきました。